ジャニー喜多川なき世界に向かって -ジャニーズ マスト ゴー オン-
「ジャニー喜多川なき世界に向かって -ジャニーズ マスト ゴー オン-」というタイトルの文章を現代文化研究会『F』さんに寄稿させていただきました。5月4日(祝)の文学フリマで販売されます。今回のテーマは「継承 戦後カルチャーのゆくえ」とのことで、私はジャニーズにおける「継承」について書いています。
ということで以下一応宣伝的なことを。まずは、私が書いた内容を少しご紹介したいと思います。
【目次】
ジャニー喜多川なき世界に向かってージャニーズ マスト ゴー オンー
1. ジャニーズにおける「継承」とは
2. ジャニーズミュージカルと「Show must go on」の意味するもの
3. 劇場型人材育成システムとしてのミュージカル
4. 堂本光一と中居正広と「Show must go on」
5. ジャニーズ文化の成熟とジャニーズニュータイプ
6. 佐藤勝利という光
7. ジャニー喜多川なき世界に向かって
現在ジャニーズの「継承」問題といえばもっぱらジュリーVS飯島ですが、その辺りはメリーさんの独占インタビューでもうこれ以上私が語るべきこともないかなという感じなので、今回はこれまでジャニーさんが担当してきたコンテンツ面の「継承」について書きました。
ジャニー喜多川がこれまでジャニーズアイドルに「継承」させてきたものとは何か、またそれがいかにして「継承」されてきたのか、さらにそう遠くない未来のジャニー喜多川なき世界でジャニーズは「継承」され得るのか。舞台仕事の話を軸にして、ジャニーズの現在・過去・未来に思いを馳せています。
『2015新春ジャニーズワールド』のこと、『EndlessSHOCK』のこと、SMAPのこと、山Pのこと、『ピンクとグレー』のこと、ふまけんのこと、松島聡くんのこと、マリウス葉くんのこと、じぐいわのこと、オリンピックのこと、佐藤勝利くんのこと、そしてSexyZoneのこと。
私がジャニーズを好きになって感じたジャニー喜多川の素晴らしさと興味深さと恐ろしさを詰め込みました。自分でいうのもなんですが、なかなか面白い読み物になっているかと思います。14000字くらいあってちょっとした卒論みたいな量ですが、読みやすいです。
『F』の他の論考についても紹介できればよいのですが、実はまだ他の方の論考の内容をよく知らないので、詳しくは現代文化研究会さんのブログを見ていただければと思います。近く詳細が載るはずです。
実は!『F』を主催されている方の一人は『ジャニ研!』を書かれている矢野利裕さんだったりします。
わたし矢野さんファンです。わーいわーい。この辺の記事も好きです。
矢野さんは今回はジャニーズについてではなく、ご専門の音楽や文学について書いてらっしゃるんだと思いますが、面白い論考が多そうで、どんな内容になっているのか楽しみです。ぜひ多くの方に読んでいただければ嬉しいです。
ではあらためて、『F』が買える文学フリマ詳細です。
5月4日(祝)11:00~17:00
現代文化研究会『F』(96ページ)¥300
2階Fホール オ11・12
『F』さんの原稿書くのにかなり時間かけましたし、書き途中のエントリが何本かありますし、4月はずっとジャニーズについて何かしら書いていた気がします。ゴールデンウィーク中に全部アップできるといいな。
正しきセクゾンファンは4日はきっと大阪にいるんだと思いますが、私と同じようにチケットとれなかったという方は、文フリに出かけるのもよいかもしれません。4日はわたしも会場に行こうと思っていますので、ぜひ。奇特な方がいれば、お声掛けください。